昨日、本日と「蛍光ガイド手術手技研究会」に参加してまいりました。
本研究会は、ICG(インドシアニングリーン)を用いた蛍光ナビゲーション手術に特化した、領域横断的な学びの場です。ICG蛍光法は、近年の外科手術において安全性と確実性を高めるための不可欠な技術であり、私自身、日々臨床の最前線で活用しております。
今回の参加を通じて得た知見を共有いたします。
蛍光ガイド手術とは
ICGという特殊な薬剤を投与し、専用のカメラで撮影することで、肉眼では捉えられない情報をリアルタイムで可視化する技術です。
- 血流やリンパ流の把握
- 腫瘍と正常組織の境界確認
- 複雑な血管走行のリアルタイムなナビゲーション
これらの情報を術中に確認できることは、手術の安全性を飛躍的に高め、より精緻な操作を可能にします。
学会での学び:領域横断的な視点の重要性
今回の研究会が非常に有意義であった理由は、「専門領域の垣根を越えた議論」が活発に行われていた点にあります。
普段、私は主に肝胆膵領域の手術やロボット支援下手術において、術前3Dシミュレーションと組み合わせたナビゲーションを実践しています。しかし、今回の学会では、他領域の外科医が創意工夫を凝らしてこの技術を応用している事例を多く目にしました。
他領域で確立された独創的な手法や、技術の応用アイデアを知ることは、自身の外科医としての引き出しを広げる貴重な機会となりました。
今後の抱負
学会で得た「他領域ならではの視点」や最先端の知見を、早速日々の診療に還元していきたいと考えています。
- 術前シミュレーションの精度向上
- 蛍光ガイド下に緻密で低侵襲な手技の追求
技術の進歩は日進月歩です。今回の学びを糧に、より安全で確実な医療を患者さんへ提供できるよう、今後も研鑽を続けてまいります。

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